中堅社員×中堅社員
クロストーク
MEMBER
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【建築部】サイトウさん
多様な工事・保守業務を経験し、
現場の最前線でチームをリードする
中堅技術者 -
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【土木部】サカイさん
資格取得と安全管理の知見を活かし、
技術力と教育の両面から
組織を支える -
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【軌道部】サワダさん
専門性の高い「軌道」の世界で、
夜間作業を含む現場を任される
リーダー的存在
TALK THEME
トークテーマ
現場を支え、後輩を導く、中堅社員のホンネ。
入社して数年。
仕事の流れが分かってきたからこそ見える景色があります。
任される仕事が増え、後輩や協力会社との関わりも広がる中で、
どんなことを考えながら日々の業務に向き合っているのか。
建築・土木・軌道、それぞれの立場から、キャリアの歩みとこれからの挑戦を語ります。
入社してからのキャリアの歩み、
中堅社員として増えた責任と役割、
印象に残っている挑戦、そしてこれからの目標。
「この会社でどう成長していけるのか」が見えてきます。
入社からこれまでのキャリアと、成長を感じた瞬間
最初は先輩から仕事を教えてもらう立場でしたが、今は自分で判断し、業務を動かす側になりました。部署異動も経験したことで、いろいろな現場の知識を今の仕事に活かせていると感じます。
資格取得を通じて学んだことを、実務に活かせるようになったのが大きな転機でした。
1級土木施工管理技士やコンクリート技士の資格を取ったことで、安全管理や品質の見方が変わり、社内での勉強会の講師も任されるようになりました。人前で話す力も鍛えられたと思います。
「軌道」の仕事は、私の実感として10年かけてようやく一人前と言われるほどの奥深い世界だと感じています。13〜14年勤めてきた中で、最近ようやく一晩の作業を自分で回せる知識と経験がついてきたと実感しています。夜間作業に行くたびに、成長を感じるようになりました。
印象に残っているプロジェクト・挑戦
自分が主任技術者として担当した改良工事は強く記憶に残っています。
自分の名前で責任を持ち、工事を完遂できたことは、大きな自信につながりました。
3〜4年目の頃、発注者との合同チームによる発表会で、漏水の応急処置材料についてプレゼンしたことがあります。
企画・原稿・資料作成を中心となって進め、当日は相方の体調不良というハプニングもありましたが、冷静に対応して入賞できたのは、今でも印象に残る経験です。
珍しい線路構造の区間で行ったレール交換工事を、土木学会で発表したことがあります。
半年ほどかけて原稿や資料を準備し、何度も上司とブラッシュアップを重ねました。本番は緊張でほとんど記憶がないほどでしたが、自分の現場を外部に向けて発表できたことは、大きな達成感になりました。
若手・上司との関わり方で意識していること
高卒で入社したメンバーから、自分のすぐ下の世代まで幅広い後輩がいるので、意見を受け止めながら上司に伝える「クッション役」を意識しています。
怖さや優しさよりも、「この人に言えばちゃんと聞いてくれる」と思ってもらえる関係性を大切にしています。
若手には、いつでも話しかけやすい先輩でありたいですし、上司には自分の考えをきちんと伝え、同じ方向を向いて仕事ができるよう心がけています。
その中間に立つのも、中堅の大事な役割だと感じています。
後輩にとって、ある程度「厳しい存在」でいるべきか、「親しみやすい存在」でいるべきか、今も悩んでいます。
怖いと思われても、相談に来てくれる後輩もいれば、距離を取ってしまう後輩もいる。
人格を否定しないこと、業務上の指摘に留めることを意識しながら、言葉の選び方を模索しているところです。
今後の挑戦とキャリアの展望
今後は、AIや360度カメラなど新しい技術も取り入れながら、業務の効率化や生産性向上に挑戦していきたいです。
また、「教わる側」から「育てる側」へ、しっかりシフトしていくことが次のステップだと考えています。
近い将来、現場の責任者として案件を任されることになると思います。
これまで培ってきた知識や経験がどこまで通用するのかを試しつつ、足りない部分を補いながら、目標とする先輩のような存在に近づいていきたいです。
軌道部では、ここ数年同じ種類の工事が続いています。
今後は、改良工事など新しいタイプの工事にもチャレンジし、会社としての経験の幅も広げていきたいです。
また、軌道部独自の教育の仕組みづくりにも取り組みたいと考えています。OJTだけでなく、系統立った研修や仕組みが整えば、後輩ももっと成長しやすくなると思っています。
任される仕事が増えるほど、
見える景色も、責任も、やりがいも大きくなる。
中堅社員として、現場を支え、後輩を育て、
新しい挑戦にも踏み出していく。
そんなキャリアのイメージを、
MRFで一緒に描いていきませんか。
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